LME市況=全面高、欧米株の底堅い足取りを受けて買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,415.13  +     2.45     2,460.50  +  10.00
    アルミ合金      1,820.00        0.00     1,820.00      0.00
     銅         9,281.51  +    73.01     9,411.50  +  82.00
    ニッケル      17,674.38  +    36.51    17,848.00  +  44.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2442ドルで小安く取引を開始。アジア時間の序盤に大き
く高下して2426ドルから2465ドルまで一気に値を切り上げる場面が見られた。
その後、目先の売り買いが一巡し、その後は欧州の時間帯を終えるまで2452〜
2464ドルのレンジで高下。米国の時間帯を迎えるとやや軟化する場面も見られた
が、欧米株の底堅い足取りや銅高に支えられ2460ドル台を維持して終えた。
 銅3カ月物は反発。修正安に転じた前週の流れを引き継ぎ、9303ドルで小安く取
引を開始。直後に9216ドルまで軟化したが、これが押し目買いを誘発。欧州の時間
帯を終えるまで9450ドルを上値抵抗線とするもちあいとなった後、米国の時間帯を
迎えるとイスラエルがガザ地域からひとまず撤退したことを受けた地政学不安の緩和や
欧州に続く米株式市場の堅調な足取りを受けて急速に値を伸ばし、昨年1月以来の高値
となる9484.50ドルまで上伸した。高値をを離れたが、欧米株の底堅い足取りが
買いを支援したことで9400ドル台を維持して引けを迎えた。

 ニッケル3カ月物は続伸。1万7700ドルと売り優勢で取引を開始した後も1万
7415ドルまで値を落とす場面が見られた。しばらく1万7600ドル前後でもちあ
う動きが見られたが、欧州株の上昇を手掛かりに浮上。欧州の時間帯以降は高もみが続
き、この中で1万7940ドルの高値を記録。終盤には転売を受けて値位置を落とす動
きが見られたが確りで終了。
今日の材料
・8日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は3日続落、22.24ポイント安の3047.05ポイント。
・欧州株は上昇。ドイツの経済指標が好調だったことから投資家心理が改善し、買い
 注文が広がった。英FTは資源株が上昇。独DAXは一般消費財株が買われた。
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=151.90円台まで上昇。ユーロドルは1ユーロ=
 1.0862ドルで頭打ちながら小じっかり。
・米国株は小幅まちまち。ニューヨークダウは11.24ドル安。ナスダック指数は5.44
 ポイント高。
・ニューヨーク貴金属は上伸。ニューヨーク原油は小幅安。
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