きょうのNY市場、米株安と伴にリスク回避の雰囲気が広がる中、カナダドルは対ドル、対円で売りが強まっている。本日は原油相場も下落しており、カナダ円は111円台半ばまで下落。 明日はカナダ中銀の政策委員会の結果が発表される。政策金利は5.00%での据え置きがほぼ確実視されているが、一部からは先行きの利下げの可能性が議論されるのではとの見方も出ている。先週のカナダ雇用統計や、先日のカナダ消費者物価指数(CPI)が伴に予想を下回る内容となり、その見方を正当化している。 声明は引き続き、基調インフレの圧力が和らぐ兆しを注視していることを示す文言が使われる可能性が高いが、ディスインフレが進展していることから、マクレム総裁は会見でよりハト派的なトーンに転じる可能性がある。住宅不足や移民流入などの構造的な要因が依然として懸念材料ではあるが、それらはカナダ中銀がコントロールできる範囲を超えている。 FRBと日銀を除く主要中銀が今夏の利下げに向けて徐々に動いており、6月か7月かは未知数だが、カナダ中銀も同様の動きを見せるものと予想されている。短期金融市場では6月の可能性を80%程度、7月までであれば完全に0.25%ポイントの利下げを織り込んでいる。 USD/CAD 1.3592 CAD/JPY 111.61 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。