アジア株 まちまち、香港株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数   16721.69(-373.34 -2.18%)
中国上海総合指数  3019.47(-14.77 -0.49%)
台湾加権指数     20736.57(-16.65 -0.08%)
韓国総合株価指数  2681.82(-25.14 -0.93%)
豪ASX200指数    7788.08(-25.49 -0.33%)
インドSENSEX30種  74333.69(-704.46 -0.94%)

12日のアジア株は下落。香港株は大幅続落。米国での利下げが後ずれするとの観測を背景に売りが広がった。香港ドルは米ドルへのペッグ制を採用しており、金融政策を米国に連動させており、高金利の長期化観測などが株価の重石となっている。上海株は反落。16時に3月の中国貿易収支の発表を控えて、ポジション調整の売りに押されたもよう。台湾株は小幅続落。最高値圏にあることで週末を控えて利益確定の売りに押された。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)の下げなどが重石となった。タイ市場は休場。
     
 上海総合指数は反落。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、電力会社の中国長江電力が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。医薬品メーカーのCSL、石油・ガス会社のオリジン・エナジーが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。

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