NY貴金属引け速報=金・プラチナは続落、売り優勢もドル安で戻り歩調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 6  2342.1  -  4.3       プラチナ    24/ 7   922.8   -  8.5
         24/ 8  2363.7  -  4.4               24/10   935.2   -  8.5
    銀   24/ 5  2736.2  + 11.7       パラジウム   24/ 6  1026.80  +11.20
        24/ 7  2763.8  + 11.7               24/ 9  1035.90  +11.20
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 ニューヨーク金が小幅続落、銀は反発。終値の前日比は金は6.0〜4.3ドル安、
中心限月の6月限が4.3ドル安、銀が8.8〜11.8セント高、中心限月の5月限
は11.7セント高。
 金6月限は小幅続落。時間外取引では、前日、中東の衝突回避を受けて大幅安となっ
た流れを引き継ぎ、軟調に推移し、欧州時間の取引後も30ドル超の下落で推移。日中
取引では、ドル安・ユーロ高を受けて、下値を切り上げた。現物価格が2300ドルの
攻防から一時、2330ドル台に戻したことで打診買い、買い戻しに動きも有り、急速
に戻した。戻り一巡後、下げ幅を拡大場面があったが、下値は堅く推移し、再度、戻り
歩調となった。
 銀5月限は時間外取引では続落となり、25セント超の下落。日中取引は金の下値を
切り上げると戻り歩調となり、プラスサイドに浮上した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反発。前日比は、プラ
チナが8.5〜8.1ドル安、中心限月の7月限が8.5ドル安、パラジウムが11.
20〜11.30ドル高、中心限月の6月限は11.20ドル高。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引は、金の大幅続落を嫌気し、売り優勢となり、終
盤は15ドル近い下落。日中取引は現物価格が900ドルの節目に接近した場面で買い
が喚起され、切り返したこと、金、銀の戻り歩調に支援され、下値堅く推移した。
 パラジウム6月限は時間外取引では10ドル超の下落。日中取引は貴金属市場全体の
戻りからプラスサイドに浮上となった。
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