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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (24/ 6) 2347.0 2347.6 2300.0 2302.9 - 54.8
(24/ 8) 2368.9 2368.9 2322.6 2324.7 - 55.1
銀 (24/ 7) 2745.5 2745.5 2654.5 2665.4 -100.6
(23/ 9) 2770.0 2772.0 2684.5 2693.5 -100.7
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 232,524 189,719 524,852 (+ 3,535)
銀 90,629 75,812 169,739 (+ 645)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,815.92 - 570.17
前日 156.33/35 1.0719/21 ・ナスダック 15,657.82 - 325.26
本日 157.82/84 1.0665/67 ・10年米国債利回り 4.66 + 0.03
・NY原油 (24/ 6) 81.93 - 0.70 ・SPDR保有金残高 832.19 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金、銀は急反落。終値の前日比は金は55.7〜54.0ドル安、中心
限月の6月限が54.8ドル安、銀は102.3〜35.9セント安、中心限月の7月
限は100.6セント安。
金6月限は急反落。時間外取引では、押し目を買われる場面も見られたが、ドル高を
受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、予想以上のユーロ圏の域内総生産(GD
P)などが下支えになった。日中取引では、米雇用コスト指数の伸び加速を受けて一段
安となった。
銀7月限は米雇用コスト指数の伸び加速や金軟調を受けて売り優勢となった。
ニューヨーク金6月限は反落。時間外取引では2320.2〜2347.6ドルのレ
ンジで推移、前日比34.0ドル安の2323.7ドルとなった。6月限は安寄りした
のち、押し目を買われる場面も見られたが、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間
に入ると、予想以上のユーロ圏の域内総生産(GDP)などが下支えになった。
日中取引では、米雇用コスト指数の伸び加速を受けて一段安となった。米連邦準備理
事会(FRB)の利下げ先送りの見方を受けてドル高に振れ、2300.0ドルまで下
落した。
第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比1.2%上昇し、伸びは前四半期
の0.9%上昇から加速した。賃金・給与の上昇を背景に市場予想の1.0%上昇を上
回った。
ニューヨーク銀7月限は、時間外取引で2680.5〜2745.5セントのレンジ
で推移し、前日比79.0セント安の2687.0セントとなった。7月限は安寄りし
たのち、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
日中取引では、米雇用コスト指数の伸び加速や金軟調を受けて売り優勢となった。序
盤の売り一巡後は買い戻される場面も見られたが、戻りは売られて一段安となり、
2654.5セントまで下落した。
4月29日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比3万0587オンス増の
1765万3320オンス、銀は134万1090オンス増の2億9460万9177
オンス。
今日の材料
・イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止合意の有無にか
かわらず、ガザ地区最南部ラファに対する攻撃を実施し、イスラム組織ハマスを壊滅さ
せると述べた。
・第1四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増、前年比
0.5%増だった。ともに0.2%増だった市場予想を上回った。
・4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.4%と、
3月と同水準だった。市場予想と一致した。ただコアインフレ率は鈍化しており、欧州
中央銀行(ECB)が6月に利下げを実施するとの見方が一段と強まっている。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、インフレの
緩やかな鈍化が予想通りに続けば、ECBは6月に利下げを開始すべきだと述べた。
・2月の米住宅価格指数は前月比で1.2%上昇し、伸びは2022年4月以来、1年
10カ月ぶりの大きさだった。前年同月比上昇率は7.0%と22年11月以来、1年
3カ月ぶりの大きさとなった。
・第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比1.2%上昇し、伸びは前四半期
の0.9%上昇から加速した。賃金・給与の上昇を背景に、予想の1.0%上昇を上回
り、24年序盤にインフレが加速した可能性を裏付ける内容となった。
・4月の米消費者信頼感指数は97.0と、3月の103.1(前回発表の104.7
から下方改定)から低下し、2022年7月以来約1年半ぶりの低水準となった。労働
市場や所得を巡る懸念の高まりを反映した。予想は104.0だった。
MINKABU PRESS
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