石油市況=総じて大幅続落、ドバイ原油現物の暴落や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/11   83,000     ±0  2024/11   81,500 -1,500  2024/10   76,760  -2,580
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 6月限 79.51 ドル +0.51
ブレント原油   夜間取引 期近 7月限 84.07 ドル +0.63
ドル・円相場 15:15 現在   155.25 円  前営業日比  2.61 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて大幅続落。前日の海外原油先物が底割れして大幅続落と
なり、為替も日本政府の介入含みで一時1ドル=153円近辺まで大幅な円高に振れた
後、その後の戻りも155円台で推移して前日と比較すると円高に振れていることに圧
迫された。この日のアジアの時間帯の海外原油は午後からやや戻す展開となっている。
またこの日のドバイ原油の現物は1日に休場だった分下げ幅が大きく暴落している。
 原油は一部限月を除き2000円を超える急落となった。ガソリン、灯油は約定せず
値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ずだが、名目値で1500円安。軽油
も出来ずだが、名目値で500〜600円高、原油が2680円安〜120円高。中京
ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が4584枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油10月限は急落後の戻りも7万7000円が上値抵抗】
 東京石油市場は原油が総じて大幅続落。国内夜間取引の序盤にこの日の高値を付けた
後、ほぼ一方的に急落となり、後半にこの日の安値を付けた。日中取引は安値からギャ
ップを開けて戻したものの、大幅安水準でのもみ合いが大引けまで続いた。
 原油の6番限である10月限は国内夜間取引の序盤の7万9400円から後半には7
万5710円まで急落。日中取引では7万6000円台後半を中心に推移した。7万
7000円の節目が上値抵抗となった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。6月限は午後3時15分現在、前日
比0.51ドル高の79.51ドル辺りで推移。

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