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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (24/ 6) 2322.0 2329.6 2311.4 2322.3 - 1.9
(24/ 8) 2344.6 2351.5 2333.7 2344.8 - 1.8
銀 (24/ 7) 2747.5 2772.5 2724.0 2760.1 + 5.7
(23/ 9) 2776.0 2800.0 2754.5 2789.1 + 6.0
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 246,914 250,019 529,835 (- 500)
銀 55,673 50,835 161,868 (- 2,026)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,056.39 + 172.13
前日 154.68/70 1.0755/57 ・ナスダック 16,302.76 - 29.80
本日 155.57/59 1.0747/49 ・10年米国債利回り 4.49 + 0.03
・NY原油 (24/ 6) 78.99 + 0.61 ・SPDR保有金残高 830.47 - 1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金は小幅続落、銀は反発。終値の前日比は金は2.0〜1.3ドル安、
中心限月の6月限が1.9ドル安、銀が5.5〜7.4セント高、中心限月の7月限は
5.7セント高。
金6月限は小幅続落。時間外取引では、米金融当局者のタカ派の見方と、市場での利
下げ見通しを受けて方向性を模索する値動きとなった。日中取引では、押し目を買われ
る場面も見られたが、ボストン地区連銀総裁のタカ派の見方を受けて上げ一服となっ
た。
銀7月限は日中取引のドル安が支援要因になったが、金の上げ一服に上値を抑えられ
た。
ニューヨーク金6月限は続落。時間外取引では2311.4〜2329.6ドルのレ
ンジで推移、前日比1.8ドル安の2322.4ドルとなった。6月限は安寄りしたの
ち、米金融当局者のタカ派の見方が圧迫要因になったが、ドル高が止まると、安値拾い
の買いが入った。欧州時間に入ると、戻りを売られたが、買い戻されて下げ一服となっ
た。
日中取引では、戻りを売られ、2314.2ドルまで下落した。その後はドル安を受
けて押し目を買われ、2329.0ドルまで上昇したが、ボストン地区連銀総裁のタカ
派の見方を受けて上げ一服となった。
米金融当局者のタカ派発言が続いたことに上値を抑えられた。米ボストン地区連銀の
コリンズ総裁は、インフレ率を米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に戻すに
は米経済活動の減速が必要とした。「インフレ率が持続的に2%に向かっているという
確信が強まるまで金融政策を現行水準で維持する必要があることを示唆している」と述
べた。
ニューヨーク銀7月限は、時間外取引で2724.0〜2767.0セントのレンジ
で推移し、前日比4.4セント安の2750.0セントとなった。7月限は安寄りした
のち、米金融当局者のタカ派の見方が圧迫要因になったが、金に安値拾いの買いが入る
と、地合いを引き締めた。欧州時間に入ると、戻りを売られたが、買い戻されて下げ一
服となった。
日中取引では、戻りを売られ、2740.0セントまで下落した。その後はドル安を
受けて押し目を買われると、2772.5セントまで上昇した。ただボストン地区連銀
総裁のタカ派の見方に上値を抑えられた。
5月7日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比675オンス減の1761万
7103オンス、銀は120万6730オンス増の2億9697万8242オンス。
今日の材料
・3月の独鉱工業生産指数は前月比0.4%低下した。建設部門が好調で市場予想より
小幅な低下にとどまった。市場予想は0.6%低下だった。
・イスラム組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザ南部ラファ市の東部でイスラエル軍と
戦闘中だと明らかにした。
・世界保健機関(WHO)は、パレスチナ自治区ガザ南部で医療機関向けの燃料はあと
3日で枯渇すると明らかにした。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は、ECBは
年内に利下げを進めることができるが、インフレ予測の方法やその予測に基づく政策決
定方法を再考する必要があると述べた。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は、E
CBが金利を急激に、または大幅に引き下げる理由はないと述べた。同時に、ECBの
決定はある程度米連邦準備理事会(FRB)の影響を受けるとの考えも示した。
・米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は、米国の家計、銀行、企業の財務状況は
おおむね良好で、債務返済の資金は手元にあり、潜在的なショックを吸収するのに十分
なバッファーを備えていると述べた。
・3月の米卸売在庫は0.4%減と、市場予想と一致した。2月の0.2%増から減少
し、在庫投資が第1四半期の経済成長の足かせになる可能性を示唆した。
・米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、インフレ率を米連邦準備理事会(FRB)の
目標である2%に戻すには米経済活動の減速が必要と述べた。
MINKABU PRESS
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