とうもろこしは、10日のシカゴ高、1ドル=155円台後半の円小幅安から買い先 行か。とうもろこし夜間取引は米農務省(USDA)から月例需給報告の発表があった が、反応は鈍く、出来高は3枚にとどまった。日中取引も商いは低調とみられ、玉の出 方次第だが、先限は4万2000円超え期待は持てる。シカゴ期近7月限と円相場1ド ル=155.70円からの換算値は750円高。最も取組高の多い期近11月限が 3万9500〜3万9900円のレンジに一段高となるかに注目したい。 10日のシカゴコーンは大幅高。米農務省(USDA)月例需給報告で23/24年 度の米国産コーンの期末在庫が下方修正されたことに加え、アルゼンチンの供給不安や 小麦高で期近から大幅高。期近7月限は470セントまで上伸し、この日の高値圏で引 けた。今月7日の高値472セントが抵抗線ながら長大陽線引け。7日時点の大口投機 家の売り越しが3万1354枚まで減少したが、10日時点では差し引きゼロか、買い 越しに転換した可能性あり。今後、買い越しに転換姿勢を強めていくかは、13、14 日の取引がカギを握るとみる。 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万1880〜4万2000円。本日の日 中取引の予想レンジは4万1880〜4万2500円。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 マネーストック 2024年4月(日本銀行) ◆ アメリカ ◆ 【農産】5/14 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】5/14 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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