とうもろこしは、16日のシカゴ期近安を背景に先限から売り優勢か。夜間取引で先 限が320円安の4万1300円で引け、先限のつなぎ足としてチャート面は弱気に傾 いている。期先3月限も740円安の4万1260円で夜間取引を引けているため、 日中取引で期先中心に売り優勢となりそう。出来高8枚の換算商いのための小口の売り 買いで値が飛びやすいなか、4万1000円台を維持できるかに注目。シカゴ期近7月 限、円相場1ドル=155.35円からの換算値は115円程度の下落になるが、日中 取引では300円程度の下落を予想。 16日のシカゴコーンは軒並み軟調。米農務省(USDA)の週間純輸出成約高が 前週を下回る弱気な内容となったことが重石となった。ただ、米産地では降雨が続き 作付遅れが懸念される状態に変わりない。米利下げ着手観測の高まりも買い支援要因だ けに、売り一巡感が強まると地合いを引き締まる可能性が残されている。 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万1250〜4万1350円。本日の日 中取引の予想レンジは4万1000〜4万1600円。小口の売買で乱高下しやすいた め、レンジ予想は広めにした。 <今日の予定> ◆ ニュージーランド ◆ 【経済】07:45 生産者物価指数 2024年1-3月期(NZ統計局) ◆ 中国 ◆ 【経済】10:30 住宅価格指数 2024年4月(国家統計局) 【経済】11:00 小売売上高 2024年4月(国家統計局) 【経済】11:00 鉱工業生産 2024年4月(国家統計局) ◆ 香港 ◆ 【経済】17:30 国内総生産 2024年1-3月期改定値(香港統計局) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】18:00 消費者物価指数 2024年4月確報(EUROSTAT) ◆ アメリカ ◆ 【経済】23:00 景気先行指数 2024年4月(カンファレンスボード) 【商品】5/18 04:30 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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