[今日の視点]とうもろこし=先限は4万2000円超えの可能性高まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、21日のシカゴは軟調ながら薄商いのなか夜間は全限月の商いが不
成立となっている。1ドル=156.20円からの換算値は50円高。日中取引は独自
の足取りとなり、前日の終値水準で推移すると予想。
日中取引の商いも引き続き低調とみられ、玉の出方次第の様相が濃い。先限は前日に
4万1990円まで値を伸ばしているため4万2000円超えの期待が持てるほか、
最も取組高の多い期近11月限が3万9900円を超えるかに注目したい。

 21日のシカゴコーンは下落。前日、日中取引終了後に発表された米農務省(USD
A)作付け進度告によると、18州平均の作付率は前年、平年を下回っているが、雨天
続きにもかかわらず前週から21%もの伸びを見せたことで作付に対する楽観的な見方
が広がり、売り優勢となった。ただ、大豆と同様にブラジルからの供給不安が高まる可
能性があるうえ、ロシア・ウクライナからの供給引き締まり懸念が小麦の大幅高を促し
ているだけにこれに追随する動きが見られてもおかしくない。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万1900〜4万2000円。本日の日
中取引の予想レンジは4万1700〜4万2400円。小口の売買で乱高下する可能性
から予想レンジは広めにした。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【経済】11:00 政策金利公表(NZ準備銀行)
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 機械受注 2024年3月(内閣府)
【経済】08:50 貿易収支 2024年4月速報(財務省)
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 消費者物価指数 2024年4月(国立統計局)
【経済】15:00 小売物価指数 2024年4月(国立統計局)
【経済】15:00 生産者物価指数 2024年4月(国立統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】17:00 消費者物価指数 2024年4月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】23:00 中古住宅販売統計 2024年4月(全米不動産協会)
【経済】5/23 03:00 FOMC議事録公表 4月30-5月1日(FRB)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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