[今日の視点]とうもろこし=期先は円安と強気のテクニカルから買い優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、28日のシカゴ小幅安も1ドル=157円台前半の円安から買い優
勢で推移か。とうもろこし夜間取引は、先限が買い優勢となり1230円高を記録。4
万2000円の抵抗線を大幅に突破した。出来高が1枚しかなく、ローカル市場化し、
玉の出方次第の展開だが、テクニカルは強気となっている。
 とうもろこし市場は流動性が低下するなか閑散商いが続いており新規売買が難しい
状態となっている。日中取引も引き続き閑散商いとなり玉の出方次第の様相が強い。
シカゴ期近7月限と円相場からの換算値は340円安。先限は、序盤、1000円程度
の上昇を維持か。

 28日のシカゴコーンは軒並み軟調。大豆安が手掛かりとなり売り優勢。日中取引
終了後に発表された作柄報告では、作付、発芽共に進捗率は前年を下回っている。今後
数日も降雨が続くと予想されているため、作付及び発芽の進展具合に加え、日射量が平
年を下回るなか作柄への影響も懸念されるところ。期近7月限は28日の日中取引では
軟調となったが、夜間取引では作柄報告を受けた買い戻しの動きも想定される。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万2400〜4万2800円。本日の
日中取引の予想レンジは4万1600〜4万2800円。小口の売買で乱高下しやす
く、広めのレンジをとった。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 景気先行指数 2024年4月(WESTPAC)
【経済】10:30 消費者物価指数 2024年4月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【発会】--:-- 小豆 2024年11月限(大阪取引所)
◆ ドイツ ◆
【経済】21:00 消費者物価指数 2024年5月速報(連邦統計庁)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者信頼感指数 2024年5月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】5/30 05:30 週間石油統計(API)
【納会】--:-- 金 2024年5月限(COMEX)
【納会】--:-- 銀 2024年5月限(COMEX)
【納会】--:-- 銅 2024年5月限(COMEX)
【納会】--:-- プラチナ 2024年5月限(NYMEX)
【納会】--:-- パラジウム 2024年5月限(NYMEX)
【納会】--:-- 天然ガス 2024年6月限(NYMEX)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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