(NY時間13:37)(日本時間02:37) ペリオン<PERI> 8.25(-4.07 -33.04%) 広告ソリューションサービスを手掛けるイスラエルのペリオン・ネットワーク<PERI>が急落。株価は2020年12月以来の安値水準まで下落している。取引開始前に4-6月期(第2四半期)と通期のガイダンスの修正を発表し、売上高とEBITDAの見通しを下方修正した。 同社は「マイクロソフト<MSFT>のビングが検索配信マーケットプレイスから多くのパブリッシャーの除外を決定したが、そのことを一部反映させた」と述べた。 これを受けてアナリストからの投資判断引き下げも伝わり、長期的な広告成長の不確実性を要因として挙げている。「同社は明らかに市場シェアを失いつつあり、顧客へのサービス改善にどれだけの時間がかかるかは不透明だ」と述べた。 (4-6月・第2四半期見通し) ・売上高:10.6億~10.8億ドル(従来:11.8億~12.2億ドル)(予想:12.0億ドル) ・EBITDA(調整後):650~750万ドル(従来:1000~1200万ドル)(予想:1100万ドル) (通期見通し) ・売上高:49.0億~51.0億ドル(従来:59.0億~61.0億ドル)(予想:60.1億ドル) ・EBITDA(調整後):4800~5200万ドル(従来:7800~8200万ドル)(予想:8080万ドル) 【企業概要】 世界市場において、SNS広告でのソーシャルマーケティングプラットフォームに効果的な施策や費用の管理を可視化する広告ソリューションサービスを提供する。AIデータを使い、効果的な広告フォーマットやブランド検索も可能とする。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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