[今日の視点]とうもろこし=期先はシカゴ高を受けて買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、13日のシカゴコーンの堅調となった流れを映し買い優勢で運ばれ
そう。シカゴコーン期近7月限と円相場1ドル=157円からの換算値は130円高。
序盤の先限は300円程度の上昇を予想。24年7月限が納会日を迎えるが、期先への
影響は限定的とみる。
 とうもろこし先限は夜間取引では期先2本が堅調。5番限の25年3月限は1290
円高、先限の25年5月限は380円高。夜間の出来高は7枚を記録したが、引き続き
閑散商いにとどまっている。日中取引でも買い優勢の状況が続きそうだが、小口の商い
で値が飛ぶ可能性がある点に引き続き注意が必要。
 13日のシカゴコーンは軒並み堅調。米ドル高環境が継続しながらも強気な輸出を維
持していることが買い支援要因となった。また、今週末には米産地に熱波が訪れること
が予想されているだけに、夏場の天候リスクに対する意識の高まりも強気材料になって
いる。米産地での生育は順調、作柄は良好と豊作に向けて好スタートを切っているが、
高まる天候リスクに支えられる底堅い足取りが続きそうだ。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万0650〜4万0800円。本日の日
中取引の予想レンジは4万0400〜4万0900円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】13:30 鉱工業生産指数 2024年4月確報(経済産業省)
【経済】13:30 第3次産業活動指数 2024年4月(経済産業省)
【経済】15:30 総裁記者会見(日本銀行)
【経済】--:-- 金融市場調節方針公表(日本銀行)
【経済】--:-- 金融政策決定会合(日本銀行)
【納会】--:-- とうもろこし 2024年7月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 一般大豆 2024年6月限(大阪取引所)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 鉱工業生産指数及び生産者物価指数 2024年1-3月期(香港統計局)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 貿易収支 2024年4月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者物価指数 2024年5月確報(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 輸出入物価指数 2024年5月(労働省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2024年6月速報値(ミシガン大)
【商品】6/15 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 卸売売上高 2024年4月(カナダ統計局)
【経済】21:30 製造業出荷 2024年4月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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