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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (24/ 8) 2309.4 2342.0 2306.8 2336.6 + 23.4
(24/12) 2355.2 2387.5 2352.4 2382.4 + 23.7
銀 (24/ 7) 2877.0 2922.5 2866.5 2891.8 - 1.2
(23/ 9) 2908.0 2957.5 2899.0 2925.6 0.0
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 147,677 193,037 442,290 (- 9,900)
銀 79,975 110,221 160,331 (- 6,139)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,164.06 + 36.26
前日 160.84/86 1.0678/80 ・ナスダック 17,858.68 + 53.52
本日 160.75/77 1.0703/05 ・10年米国債利回り 4.29 - 0.03
・NY原油 (24/ 8) 81.74 + 0.84 ・SPDR保有金残高 829.05 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金は反発、銀はまちまち。終値の前日比は金は22.0〜23.9ドル
高、中心限月の8月限が23.4ドル高、銀が1.2セント安〜2.0セント高、中心
限月の9月限は変わらず。
金8月限は反発。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を
受けて軟調となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて買い優勢となった。日中取引
では、コア資本財受注の予想外の減少や労働市場の緩和の見方などを背景とした米国債
の利回り低下、ドル安を受けて買い優勢となった。
銀9月限は、米国債の利回り低下や金堅調が支援要因になったが、ドル安が一服する
と、上げ一服となった。
ニューヨーク金8月限は反発。時間外取引では2306.8〜2328.5ドルのレ
ンジで推移、前日比14.4ドル高の2327.6ドルとなった。8月限は安寄りした
のち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて軟調となった。欧州時間
に入ると、ドル安を受けて買い優勢となった。
日中取引では、コア資本財受注の予想外の減少や労働市場の緩和の見方などを背景と
した米国債の利回り低下、ドル安を受けて買い優勢となり、2342.0ドルまで上昇
した。買い一巡後はドル安一服を受けて上げ一服となった。
米国債の利回り低下やドル安が支援要因になった。5月の米耐久財受注でコア資本財
が予想外に減少し、設備投資の弱まりを示唆した。また米新規失業保険申請件数で継続
受給件数が2021年11月下旬以来の高水準となり、失業期間の長期化が示された。
ただ明日発表の5月の米個人消費支出(PCE)を控えてドル安は一服した。
ニューヨーク銀9月限は、時間外取引で2899.0〜2927.0セントのレンジ
で推移し、前日比0.6セント安の2925.0セントとなった。9月限は安寄りした
のち、金軟調につれ安となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて下げ一服となっ
た。
日中取引では、米国債の利回り低下やドル安を受けて買い優勢となり、2957.5
セントまで上昇した。その後は、ドル安一服を受けて戻りを売られると、2917.5
セントまで下落した。
6月26日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比3万2024オンス減の
1756万6608オンス、銀は63万0363オンス増の2億9689万5771オ
ンス。
今日の材料
・米新規失業保険申請件数は前週比6000件減の23万3000件となり、労働市場
の大きな変化に対する懸念が緩和する可能性が示唆された。予想は23万6000件だ
った。継続受給件数は1万8000件増の183万9000件と、2021年11月下
旬以来の高水準となった。
・米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は、インフレ圧力が依然として高いこと
から、FRBの利下げを支持する用意はまだないと改めて表明した。
・5月の米耐久財受注は前月比0.1%増だった。4月分は0.2%増と前回発表の
0.6%増から下方改定された。民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資
本財(コア資本財)受注は5月に0.6%減った。市場予想は0.1%増だった。
・米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレは「正しい方向に進んでい
る」もようとし、連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げに着手できる可能性がある
という認識を示した。
・イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の元委員、マイケル・ソ
ーンダース氏は、インフレおよび賃金のデータがMPCの5月の予測と一致している限
り、英中銀は「おそらく8月に」金利を引き下げる可能性が高いと述べた。
・第1四半期の米実質国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比1.4%増と、
改定値の1.3%増から若干上方改定された。第4四半期の3.4%増から急激に鈍化
したことが確認された。
・オーストラリア準備銀行(RBA)のアンドリュー・ハウザー副総裁は、金融政策に
は単月のインフレ指標以外にも考慮すべき点があるとし、金利と経済の見通しは依然と
して不透明と述べた。
MINKABU PRESS
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