アジア株 上海株は反発、元安一服を好感 元の中心レート8営業日ぶりにドル安元高水準に設定 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 17771.47(+55.00 +0.31%) 中国上海総合指数 2967.33(+21.17 +0.76%) 台湾加権指数 22963.83(+57.85 +0.25%) 韓国総合株価指数 2793.81(+9.75 +0.35%) 豪ASX200指数 7809.60(+50.01 +0.64%) アジア株は軒並み上昇、前日に大幅下落したことから値ごろ感で買い戻されている。ただ、週末や今夜の米PCE価格指数の発表を前に積極的な売買は手控えられており、上値は重い。 上海株は反発、元安一服が好感されている。中国人民銀行は28日、元の中心レートを8営業日ぶりにドル安・元高方向に設定した。これを受け人民元は対ドルで上昇している。また、首都北京市で住宅規制が緩和されたことを受け、さらなる不動産支援策への期待も高まっている。ただ、今週末には中国6月の製造業PMIと非製造業PMIが発表されるため、買い一巡後は上げ幅を縮小する可能性がある。 豪州株も反発、追加利上げ懸念からきのうは約1カ月ぶり安値をつけた。値ごろ感で買い戻されているが上昇が続くかは微妙なところ。 7月1日から所得税減税と最低賃金引き上げが実施されるため、さらなるインフレ加速が警戒される。また、来週は5月の小売売上高も発表される。前月から上昇することが予想されており、強い内容となれば8月利上げ観測がさらに高まる可能性がある。7月2日は6月会合の豪中銀議事録も公表されるなど、来週は豪州の注目イベントが重なる週に。
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