アジア株 台湾株は4日続けて史上最高値、TSMC株上昇まだまだ続く公算大 上海株は5日続落… 東京時間11:00現在 香港ハンセン指数 17467.43(-56.63 -0.32%) 中国上海総合指数 2920.34(-2.11 -0.07%) 台湾加権指数 24067.01(+188.86 +0.79%) 韓国総合株価指数 2858.73(+0.97 +0.03%) 豪ASX200指数 7822.70(+59.53 +0.77%) アジア株はまちまち。 台湾や豪州、韓国は上昇。前日の米ナスダック上昇を受け、通信サービスやハイテク関連が上昇している。 上海株は5営業日続落して始まり、一時およそ4カ月ぶり安値をつけた。売り一巡後は買い戻しの動きも見られる。EUや米国との関係悪化やトランプ氏復活で米中貿易摩擦が悪化するとの懸念が強まっている。元安も懸念されている。中国人民銀行は9日、元の中心レートを4営業日ぶりにドル高・元安方向に設定した。これを受けオフショア人民元、オンショア人民元ともに対ドルで下落している。香港株も続落、約2カ月ぶり安値をつけている。アパレルや不動産、エネルギー、自動車関連の一角が下落している。 台湾株は続伸、4営業日連続で史上最高値を更新。鴻海精密工業や聯発科技、聯華電子などハイテク関連が総じて上昇。きのうの米エヌビディア株反発が好感されている。 TSMCは2.1%高、上場来高値をつけている。きのう時価総額が一時1兆ドルに達した。これまで米モルガンスタンレーやJPモルガン、野村HDなどが相次いでTSMCの第2四半期決算に対して楽観的な見方を示していることから、TSMC株上昇はまだまだ続くことが予想される。
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