きょうは6月の米消費者物価指数(CPI)が発表になったが、予想を下回り、4月、5月に引き続きインフレ鈍化を示す内容となった。住居費の減速も目立ち、FRBに利下げの確信を与える内容となった。 一部からは「今回の数字は極めて重要な役割を果たす。インフレがなお正しい方向に進んでいるとの確信をFRBが得る上で、きょうの数字は極めて重要だ」との声も出ている。 また、今回の結果を受けて、第1四半期に再燃したインフレは異常値だったことが証明されたとの指摘も出ている。サービス分野で最大の構成要素となっている住居費は前月比0.2%上昇と21年8月以来の低い伸びに留まった。帰属家賃(OER)も0.3%の上昇に留まり、約3年ぶりの低い伸びとなっている。 また、住居費・エネルギーを除くサービス価格である、いわるゆスーパーコアも前月比で0.05%低下と、昨年秋以来の2カ月連続の低下となった。 明日の生産者物価指数(PPI)次第の面もあるが、今回の結果から、FRBが参照している、今月26日発表のPCEデフレータは目標の2%にさらに接近することが予想される。それを受けて30、31日の7月FOMCは利下げこそ無いものの、それに向けて要注目となる。 *米消費者物価指数(CPI)(6月)21:30 結果 -0.1% 予想 0.1% 前回 0.0%(前月比) 結果 3.0% 予想 3.1% 前回 3.3%(前年比) 結果 0.1% 予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比) 結果 3.3% 予想 3.4% 前回 3.4%(コア・前年比) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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