とうもろこしは、日中取引で先限がシカゴ高を背景に買い優勢の展開を予想。シカゴ 期近12月限と円相場1ドル=156.95円からの換算値は380円高。日中取引で は前日22日の高値3万8250円が目先の抵抗線。19日の高値3万8500円を上 抜くまでは上値の重い足取りが続くと予想。 夜間取引では当限9月限が3010円安と暴落したほか、期中の25年3月限が 500円安で取引を終えた。出来高は23枚でとうもろこし市場としては膨らんでいる が、当限の手仕舞いによる可能性が高い。出来高が増えたのに伴い取組が増加している かを確認したい。先限は換算値から300円程度の上昇を見込む。 22日のシカゴコーンは軒並み上伸。これまでの低迷後で売り警戒感が強まったこと に加え、大口成約が発表されたことが買いを支援した。ただ、米農務省(USDA) 作柄報告では若干の作柄の低下が見られたとはいえ、良以上が67%を占めているう え、生育ペースも順調となっている。今週は気温上昇の可能性はあるが、シルキング〜 ドウという開花から受粉に当たる時期を概ね良好な天気に恵まれて終えつつあるだけに 豊作見通しが強く、買い戻し一巡に伴い上値は重くなってきそうだ。 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万8000〜3万8400円。本日の日 中取引の予想レンジは3万8000〜3万8500円。 <今日の予定> ◆ トルコ ◆ 【経済】16:00 消費者信頼感指数 2024年7月(トルコ統計機構) 【経済】20:00 金融政策決定公表(トルコ中央銀行) ◆ アメリカ ◆ 【経済】23:00 中古住宅販売統計 2024年6月(全米不動産協会) 【工業】7/24 05:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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