アジア株 上海株は反発、製造業PMI予想とほぼ一致で安堵感 豪州株上げ拡大、CPI刈込平均が伸び鈍化 東京時間11:08現在 香港ハンセン指数 17107.98(+105.07 +0.62%) 中国上海総合指数 2893.45(+14.15 +0.49%) 台湾加権指数 22115.85(-107.72 -0.48%) 韓国総合株価指数 2741.63(+3.44 +0.13%) 豪ASX200指数 8050.60(+97.42 +1.22%) アジア株は台湾を除いて上昇。 上海株は反発、前日に約6カ月ぶり安値をつけたことから値ごろ感で買い戻されている。また、警戒されていた製造業PMIが予想とほぼ一致したため安堵感も広がっているもよう。中国7月の製造業PMIは49.4と前回から縮小、今年2月以来の低水準となった。ただ、市場予想と一致した。非製造業PMIは50.2と前回から縮小も予想とほぼ一致。19カ月連続で好不況の分かれ目である50を上回った。 香港株は反発。素材やエネルギー関連、医療品が買い戻されている。レノボやネットイース、シャオミ、JDドットコムなどハイテク関連の一角も上昇している。 台湾株は反落、米ナスダック大幅下落を受けハイテク関連が総じて下落。TSMCは1.1%安。 豪州株は上げ幅を拡大、8000ポイント台にしっかり乗せている。不動産やハイテク、消費財、素材など幅広い銘柄が上昇している。 豪州第2四半期のCPI刈り込み平均が前年比でやや伸びが鈍化、市場予想も下回ったことで、豪中銀の年内追加利上げ観測が後退している。6月月次ベースでも伸びが鈍化。特に刈り込み平均は前年比4.1%と前月の4.4%から鈍化した。
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