このあとＦＯＭＣの結果発表　９月利下げのヒントを示すか注目

　このあと日本時間午前３時にＦＯＭＣの結果が発表される。据え置きが確実視されているが、今回はＦＯＭＣ委員の金利見通し（ドット・プロット）や経済見通しの公表はなく、声明とパウエル議長の会見が手掛かり材料となりそうだ。

　市場が期待している９月利下げに向けて何らかのヒントが出るか注目されている。市場は９月利下げを完全に織り込んでいる状況。しかし、９月ＦＯＭＣまでにあと２回、消費者物価指数（ＣＰＩ）が確認できることから、利下げにオープンではあるものの、その可能性までは強調せず、データ次第の姿勢を堅持するのではとも見られている。

　しかし、意外にヒントを示唆するのではとの期待も一部から出ているようだ。いずれにしろ、少なくともタカ派なコミュニケーションはないことは見込まれる。日本時間１日午前３時に結果発表。３時半にパウエルＦＲＢ議長の会見が行われる。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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