アジア株 上海株は反落、政府系ファンドの支えなければ上昇できず 中国財新PMI予想外の50割れ 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 17301.55(-43.05 -0.25%) 中国上海総合指数 2932.14(-6.61 -0.22%) 台湾加権指数 22612.15(+412.80 +1.86%) 韓国総合株価指数 2790.24(+19.55 +0.71%) 豪ASX200指数 8130.30(+37.97 +0.47%) インドSENSEX30種 81941.81(+200.47 +0.25%) アジア株は高安まちまち。 台湾株は大幅反発、きのうのナスダック大幅上昇を受けTSMCなどハイテク関連が大幅高。 豪州株は続伸、史上最高値をつけている。豪州の第2四半期CPIで豪中銀が重視する刈込平均が約2年ぶりに4.0%台を割り込んだことから、年内の利上げリスクが後退。豪中銀の次の行動は利上げではなく利下げになる可能性。 上海株は反落、政府系ファンドの買い支えがなければ上昇できず。 中小企業を対象とした財新の中国7月製造業PMIは49.8と予想外の50割れ。昨年10月以来、9カ月ぶりに好不況の分かれ目である50を割り込んだ。財新PMIの50割れを受け投資家心理が悪化している。ただ、上海株の下げは限定的。政府系ファンドの買い支え期待が続いている。 きのうの中国株は大幅高となったが、株価下落に歯止めをかけるために政府系ファンドが動いた可能性がある。きのうの中国AMC・CSI500のETFは5%超上昇、2月以来の大幅な上昇率を記録した。同指数は政府系ファンドが好むETFの1つだ。 中国株下落を受け香港株も下落している。龍湖集団や華潤置地など不動産株が下落。JDドットコムやバイドゥ、シャオミ、ネットイース、レノボ、美団などハイテク関連も下落している。
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