アジア株 全面安、香港株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:52現在
香港ハンセン指数   16945.51(-359.45 -2.08%)
中国上海総合指数  2905.34(-27.05 -0.92%)
台湾加権指数     21638.09(-1004.01 -4.43%)
韓国総合株価指数  2676.19(-101.49 -3.65%)
豪ASX200指数    7943.24(-171.43 -2.11%)
インドSENSEX30種  81142.69(-724.86 -0.89%)

 2日のアジア株は全面安。1日発表の7月のISM製造業景況指数が予想外に低下したことを受けて、米国での景気減速懸念から米国株が大幅安となった。この影響でアジア株は全面安となっている。前日のナスダックは2.3%安、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は7%超の下落となっており、アジア市場でもハイテク株や半導体株には売り圧力となっている。
   
 上海総合指数は続落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、保険大手の中国人寿保険、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、天然ガス供給会社の新奥能源控股(ENNエナジー・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は大幅反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、不動産会社のグッドマン・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

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