[今日の視点]とうもろこし=円高・弱気のテクニカル要因から売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、1ドル=146円台前半の円高、弱気とテクニカル要因から売り優
勢となる限月が優勢とみる。2日のシカゴは上昇したが、とうもろこし夜間取引は期先
2本が売り優勢となり、630〜80円安で引けた。シカゴ期近12月限、円相場
146.30円からの換算値は250円安。
 先限は夜間取引を80円安の3万4880円で引けた。25年7月限としての一代安
値を更新した。次の下値のメドは、先限で21年10月につけた安値3万4800円。
最も取組高の多い期近11月限が出合いがあり、商いの成立があるかにも注目したい。
期近11月限の支持線は3万7000円。
 2日のシカゴコーンは軒並み反発。ドル安による輸出需要増加観測から買い優勢。週
末を控えた売り方に利益確定の買い戻しがかなりあったもよう。期近12月限は、夜間
取引から買い優勢となり、日中取引で404.75セントまで上昇。この日の高値圏で
引けた。まだ安値圏での自律反発の域。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万4800〜3万5000円。本日の日
中取引の予想レンジは3万4600〜3万5100円。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【休日】--:-- バンク・ホリデー
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 金融政策決定会合議事要旨公表 6月13-14日分(日本銀行)
◆ 中国 ◆
【経済】10:45 サービス業購買担当者景況指数 2024年7月(財新)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2024年7月(トルコ統計機構)
【経済】16:00 生産者物価指数 2024年7月(トルコ統計機構)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2024年7月確報(Markit)
【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2024年7月確報(Markit)
【経済】18:00 生産者物価指数 2024年6月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 非製造業景況指数 2024年7月(ISM)
【農産】8/6 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】8/6 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

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