[今日の視点]とうもろこし=先限から下落、テクニカルは上値の重さを示す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引で先限が150円安の3万3850円で引けた流れを引き
継ぎ、売り優勢か。夜間取引で先限は3万5000円を割り込み、テクニカル要因は上
値の重さ感を強めている。期近11月限も320円安と軟調で夜間を終了。期先のシカ
ゴ12月限と円相場1ドル=144.30円からの換算値は120円安。序盤の先限は
夜間終了時点と同値の150円安程度で推移とみる。
 序盤の先限は3万3800円台で推移予想。夜間では3万3200円まで値を落とし
た後に下げ幅を大きく縮小しているため目先の下げ一巡感が強く日中取引での下げ余地
小は限られそうだ。3万3800円割れを割り込むと次の下値のメドは節目の3万
3500円を予想。

 6日のシカゴコーンは反落。米産地の作柄がこの時期としては2020年以来、最も
良い状態であることが前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で明らかとなり豊作
見通しが強まった。期近12月限は402セントで下げ渋るなど400セント割れに抵
抗を見せている。これまでの下落で豊作観測は織り込み感が強いだけに今後も上値の重
い足取りが続きそうだ。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万3800〜3万3900円。本日の日
中取引の予想レンジは3万3500〜3万4100円。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【経済】07:45 雇用統計 2024年4-6月期(NZ統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】14:00 景気動向指数 2024年6月速報(内閣府)
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ 中国 ◆
【経済】--:-- 貿易収支 2024年7月(税関総署)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 貿易収支 2024年6月(連邦統計庁)
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2024年6月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 国際収支 2024年6月(フランス銀行)
【経済】15:45 貿易収支 2024年6月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】8/8 04:00 消費者信用残高 2024年6月(FRB)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】23:00 Ivey購買担当者景況指数 2024年7月(RISB)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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