アジア株はまちまち、不安定な動き続く 今夜の米雇用指標控え様子見ムードも あすは中国CPI 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 16971.05(+93.19 +0.55%) 中国上海総合指数 2880.61(+10.78 +0.38%) 台湾加権指数 20883.31(-411.97 -1.93%) 韓国総合株価指数 2554.72(-13.69 -0.53%) 豪ASX200指数 7668.90(-30.93 -0.40%) インドSENSEX30種 78990.19(-477.82 -0.60%) アジア株は高安まちまち、不安定な動きが続いている。米景気先行きに対する過度な懸念は後退しているが、警戒感は残ったまま。 今夜は米新規失業保険申請件数が発表される。このところ米雇用指標はどれも弱く、新規失業保険申請件数も予想外の弱い数字となれば米国の景気先行きに対する懸念が再燃する。また、あすは中国7月の消費者物価指数と生産者物価指数が発表される。弱い内容となれば中国のデフレ懸念が高まり、米中の景気懸念から世界同時株安となる恐れも。 豪中銀のブロック総裁は、豪州のインフレは依然として高すぎるとして必要ならば追加利上げも躊躇しないとタカ派姿勢を強調した。インフレが25年末までに中銀目標範囲に戻るとは予想していないと述べており、豪中銀の利下げ開始時期は市場が予想するよりも遅れそうだ。来週は第2四半期の賃金指数が発表されるが、伸びが加速するようであればインフレ再加速との見方が広がり追加利上げ観測が一段と高まる。 欧州や英国などが相次いて利下げを開始している中、豪州は主要国(日本除く)で唯一、利上げの可能性が残っている国だ。米国も9月利下げ開始は確実視されている、カナダにいたっては2会合連続で金利を引き下げた。
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