[今日の視点]とうもろこし=全限月が一代安値更新のシカゴ安から売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、出合いがあるならば、26日のシカゴコーンが全限月が一代安値を
更新する下落となったことから売り優勢になる限月が多いとみる。25日現在の米国産
コーンの作柄悪化からシカゴ夜間取引の自律反発、1ドル=144円台半ば円小幅安が
下支え要因。26日のシカゴコーン期近12月限、円相場144.40円からの換算値
は50円安。
 とうもろこし夜間取引は出来ず。日中取引も新規売買はなく、まばらな玉整理にとど
まるとみる。引き続き、最も取組高の多い期近11月限と、3万6600円と値位置が
高い期近1月限に注目したい。

 26日のシカゴコーンは軟調。全限月が一代安値を更新する下落となり、下値模索。
弱気の週間輸出検証高から売り優勢。弱材料に素直に反応する典型的な弱気相場。引け
後に発表された作柄報告で良以上が65%となり、2ポイント低下。27日の夜間取引
は買い優勢となるが、期近12月限は390セントが抵抗線として意識されよう。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万3800〜3万4000円。本日の日
中取引の予想レンジは3万3600〜3万4000円。
<今日の予定>
◆ 中国 ◆
【経済】10:30 工業利益 2024年7月(国家統計局)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 貿易収支 2024年7月(香港統計局)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 国内総生産 2024年4-6月期確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:00 住宅価格指数 2024年6月(連邦住宅金融局)
【経済】22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年6月(S&P)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2024年8月(カンファレンスボード)
【工業】8/28 05:30 週間石油統計(API)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
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