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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (24/10) 938.0 952.5 935.7 946.2 + 8.9
(25/ 1) 948.5 962.8 946.3 956.7 + 8.9
パラジウム (24/ 9) 933.50 976.00 932.50 972.50 + 38.60
(24/12) 938.50 980.00 936.50 976.10 + 37.60
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 19,090 27,042 78,391 (+ 1,309)
パラジウム 5,246 8,961 23,709 (- 2,020)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 41,335.05 + 243.63
前日 144.59/61 1.1119/21 ・ナスダック 17,516.43 - 39.60
本日 145.00/02 1.1078/80 ・10年米国債利回り 3.87 + 0.03
・NY原油 (24/10) 75.91 + 1.39 ・SPDR保有金残高 856.12 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比は、プラチナが8.8〜9.7ドル高、
中心限月の10月限が8.9ドル高、パラジウムが37.60〜38.60ドル高、中
心限月の12月限は37.60ドル高。
プラチナ10月限は反発。時間外取引では、ドル高一服や金堅調を受けて買い優勢と
なった。欧州時間に入ると、ユーロ安を受けて上げ一服となった。日中取引では、米中
古住宅販売成約指数の低下を受けて押し目を買われた。
パラジウム12月限は他の貴金属の堅調や米中古住宅販売成約指数の低下を受けて買
い優勢となった。
プラチナ10月限は時間外取引を935.7〜948.9ドルのレンジで推移し、前
日比7.0ドル高の944.3ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、ドル高一服
や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、ユーロ安を受けて上げ一服と
なった。
日中取引では、940.8ドルで下げ止まった。米国内総生産(GDP)が上方改定
されたが、プラチナの反応は限られた。その後は、米中古住宅販売成約指数の低下を受
けて押し目を買われると、時間外取引の高値を突破し、952.5ドルまで上昇した。
第2四半期の米国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比3.0%増と、速報
値の2.8%増から上方改定された。堅調な個人消費などが背景にある。一方、7月の
米中古住宅販売仮契約指数は前月比5.5%低下の70.2と、2001年の統計開始
以来最低となった。市場予想は0.4%上昇から予想外に低下した。
パラジウム12月限は、時間外取引を936.50〜953.50ドルのレンジで推
移し、前日比11.00ドル高の949.50ドルとなった。12月限は変わらずで寄
り付いたのち、ドル高一服や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に
入ると、ユーロ安に上値を抑えられたが、買い戻されて下げ一服となった。
日中取引は米国内総生産(GDP)が上方改定を受けて戻りを売られ、940.50
ドルまで下落した。その後は、米中古住宅販売成約指数の低下をきっかけに買い戻され
ると、時間外取引の高値を突破し、980.00ドルまで上昇した。
28日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの15万0986
オンス、パラジウムは同変わらずの4万3893オンス。
今日の材料
・フランスのマクロン大統領は、パリを訪問している英国のスターマー首相と会談し、
防衛、安全保障、移民、エネルギーなどの面での連携強化を確認した。
・8月の独消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前
年同月比2.0%上昇と7月の2.6%上昇から上昇率が鈍化した。市場予想は2.3
%上昇だった。
・米新規失業保険申請件数は、前週比2000件減の23万1000件と市場予想の
23万2000件をわずかに下回った。ただ、解雇された労働者が新たな職に就く機会
がますます減っており、失業率が8月も高止まりした可能性がある。
・第2四半期の米国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比3.0%増と、速報
値の2.8%増から上方改定された。堅調な個人消費が堅調だったことに加え、企業利
益も回復し、景気拡大の持続に寄与する可能性がある。
・7月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比5.5%低下の70.2と、2001年の
統計開始以来最低となった。価格上昇と金利の高止まりにより、潜在的な購入者が市場
から遠ざかっていることを示唆した。市場予想は0.4%上昇だった。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は、インフレ率の2%
目標達成は間近に迫っているものの、まだその水準には回帰していないため急激な利下
げは回避すべきとの考えを示した。
MINKABU PRESS
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