石油午前=下落、イスラエルの限定的な報復見通しで

配信元:MINKABU PRESS
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 午前の石油市場は下落。イランに対して、イスラエルが限定的な報復攻撃しか実施し
ないとの観測が相場を圧迫している。イランの石油関連施設は標的としないとネタニヤ
フ首相が米国に伝えたと報道されており、イランの供給下振れリスクが後退している。
国際エネルギー機関(IEA)が今年の需要見通しを下方修正したことも重し。円相場
は1ドル=149円ちょうど付近で円買い・ドル売りが優勢。時間外取引でニューヨー
ク原油は堅調。
 日中取引開始後、原油の2025年3月限は下落。じりじりと水準を切り下げてい
る。ただ、夜間取引の値幅内を維持している。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が620〜
130円安。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1185枚。
【トランプ前大統領、ドル放棄する国に制裁を】
 トランプ前大統領は準備通貨としてドルを放棄する国からの輸入品に100%の関税
を課すと述べた。トランプ氏はBRICS(新興消費大国)を中心としたドル離れの動
きを食い止めようとしている。来週はBRICSサミットが控えている。
【海外原油夜間取引=買い優勢】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.33ドル高の70.91ドルで推
移。本日これまでのレンジは70.75〜71.14ドル。
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