●短期見通し原油、急伸リスクは後退している=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 中東情勢が不安化しており、しばらくは緊張状態が維持される。しかし、イスラエル
がイラン石油施設を攻撃するリスクが後退していることで、急伸リスクは後退してい
る。このままイラン産原油供給に実害が生じないのであれば、改めて需給緩和圧力の織
り込みが優勢になり、60ドル台後半にレンジを切り下げよう。まだイスラエルがイラ
ン石油施設を攻撃する可能性が完全に消滅した訳ではないが、地政学リスク主導の上昇
圧力には一服感が目立つ。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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