[今夜の視点]シカゴ大豆=11月限は引けで10ドル台を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。11月限は10ドル台に乗せる時間帯も多くなってい
る。このまま引けで10ドル台を維持できるか否かに注目したい。
 引き続き米国産の収穫圧力と好調な輸出需要の綱引きとなっているが、穀物の戻りも
あって好調な輸出需要の方がより材料視されている。
 今夜もデイリー報告での大口輸出成約が続くか否か、また週間輸出成約高がどの程度
高水準となるのかが注目されそうだ。

 前日のシカゴは期近から続伸。この日デイリー報告で中国向けや仕向地不明で大口輸
出成約が発表されたことに支援された。一方、米国産の収穫進展や南米産地の降雨など
が上値を抑制した。

 11月限は999.75セントまで上伸したが、10ドル台にわずかに届かなかっ
た。引けは997.50セントと、10ドル台が完全に射程に入って来た。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2024年10月速報(Markit)
【経済】 17:00 サービス業購買担当者景況指数 2024年10月速報(Markit)
【経済】 17:00 購買担当者総合景況指数 2024年10月速報(Markit)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 新築住宅販売 2024年9月(商務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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