アジア株 総じて下落、上海株と香港株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:51現在
香港ハンセン指数   20728.19(-225.15 -1.07%)
中国上海総合指数  3452.30(-18.36 -0.53%)
台湾加権指数     23553.89(+145.07 +0.62%)
韓国総合株価指数  2561.15(-3.48 -0.14%)
豪ASX200指数    8295.13(+68.83 +0.84%)
インドSENSEX30種  79446.69(-95.10 -0.12%)

 8日のアジア株は総じて下落。上海株と香港株は下落。前日に大きく上昇した反動もあり、利益確定の売りに押された。中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会による財政支出計画の発表前にポジション調整の動きもあったとみられる。台湾株は続伸。前日のナスダックの上昇などを受けて、ハイテク関連株などを中心に堅調な推移を見せた。
   
 上海総合指数は反落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、航空機メーカーの中航沈飛が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、インターネット・サービス会社の網易ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワン、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループが買われた。

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