石油午前=下落、中国の需要下振れ懸念が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。中国の需要下振れ懸念から先週末の海外原油が反落したこと
が重し。先週末と比較して円高・ドル安推移していることも圧迫要因だが、植田日銀総
裁の発言を受けて一時円売りが強まる場面はあった。円相場は1ドル=154円後半で
推移。時間外取引でニューヨーク原油は売り買い交錯。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は6万6220円まで下げ幅を縮小。た
だ、戻り待ちの売りで上値は重い。
 午前11時08分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1760〜1070円安。
 午前11時08分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が422枚。
【円相場は植田日銀総裁の発言に反応】
 植田日銀総裁は、金融緩和度合いの調整のタイミングは先行きの経済・物価・金融情
勢次第であると繰り返した。来月の日銀金融政策決定会合における追加利上げを示唆す
る発言は限定的で、円相場は軟化した。ただ、来月の追加利上げを否定する発言もな
く、円売りは一時的だった。
【海外原油夜間取引=売り買い交錯】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比横ばいの67.02ドルで推移。本日こ
れまでのレンジは66.61〜67.13ドル。
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