●短期見通し金、まず自律反発を打診か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米大統領選が終わり、イベント通過後の持高調整が消化されている。米金利上昇・ド
ル高環境もネガティブ。金上場投資信託(ETF)残高の減少中は、底入れの判断には
姿勢が求められる。価格低下でアジア現物需要は拡大しているが、下げ一服をもたらす
には不十分と評価されている。短期的な売られ過ぎ感の強さで修正高が促される可能性
は高まるが、まだ米大統領選後の持高調整が優先されている。安全資産としての投資ニ
ーズが大きく損なわれる環境にはないが、100日移動平均線2562ドルでのサポー
トに失敗すると、2500ドルの節目が意識される。金ETF売却が一巡し、新たな支
持線をどこに設定するのかが問われる局面になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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