石油午前=上昇、ロシアのICBM発射で緊迫化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。ウクライナ軍が米国や英国の長距離ミサイルをロシアに発射
した報復として、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)でウクライナを攻撃し、緊
迫感が強まった。ロシアが使用したのは欧州全域が射程圏内に入る核弾頭が搭載可能な
新型ミサイル。円相場が1ドル=154円半ばで円高・ドル安推移していることは重し
だが、東京時間帯で円高は一服している。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は堅調。6万8820円まで上昇し、夜間
取引の高値をやや上回った。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
980〜1240円高。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が696枚。
【本日はPMI速報値】
 本日は主要国の11月の購買担当者景気指数(PMI)・速報値が発表される。PM
Iは国内総生産(GDP)に先行する傾向があるため注目度が高い。ただ、景気見通し
が相場を動かす中心的な手がかりではなく、原油相場では関心が乏しいか。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.30ドル高の70.40ドルで推移。
本日これまでのレンジは70.09〜70.45ドル。
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