●今夜のシナリオ金、地政学リスクと米政治リスク=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは2620ドル台後半まで反発している。イスラエルとレバノンの停戦
合意が実現すると、もう一段階の調整売り優勢の展開になる。早ければ26日にも大き
な前進がみられる可能性がある。また、米財務長官人事を受けてのリスクオン環境が維
持された場合にも、下振れリスクが高まる。一方、トランプ次期大統領は改めて中国な
どに対する関税を課す方針を示している。米政治リスクが意識されると、早めに押し目
買いが膨らみやすくなる。上下双方に値が飛びやすい。一方、11月消費者信頼感指数
が発表される他、引け後には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され
る。米金利、ドルの反応に注意が必要。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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