アジア株 上海と香港は大幅上昇、米中貿易問題は中国が妥協する姿勢か 米製品関税免除を2月末まで延長 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 19654.79(+287.83 +1.49%) 中国上海総合指数 3353.69(+58.80 +1.79%) 台湾加権指数 22422.52(+123.62 +0.55%) 韓国総合株価指数 2473.39(-31.28 -1.25%) 豪ASX200指数 8432.70(-11.64 -0.14%) インドSENSEX30種 79215.06(+171.32 +0.22%) アジア株は高安まちまち。 上海株は大幅上昇、香港株も上げ幅を拡大している。 中国が一部の米国製品に対する関税免除を来年2月28日まで延長すると発表した。免除期限は11月30日だった。トランプ氏の対中追加関税方針でも中国側は強硬な姿勢を取らないようだ、米中貿易問題では中国側が妥協する姿勢か。 トランプ次期大統領は中国に60%の関税を課す方針だが、高い関税は米国のインフレを再加速させてしまう恐れがあるため極端な関税引き上げはないとの見方が強い。先日の米国メキシコ会談のように外国と協議しつつ段階的に引き上げていく方針か。 豪州株は小反落、前日に史上最高値を更新したことから週末を前に利益確定売りに押されている。 ブロック豪中銀総裁はコアインフレは高すぎるとして、近い将来の利下げに否定的な姿勢を示した。豪中銀の利下げ開始時期は来年5月頃との見方が多いが、米中貿易摩擦により経済が弱まれば利下げ開始は予想よりも早まる可能性がある。 韓国株は大幅下落、今月18日以来の安値をつけている。金融やハイテク、自動車、エネルギー関連など幅広い銘柄が下落している。 韓国中銀の予想外の「利下げ」を受け景気先行き懸念が高まっている。韓国中銀はトランプ新政権の貿易政策による景気下振れリスクに対処するための「予防的緩和策」だとしている。また、来年の経済成長予想を8月時点から下方修正した。 総合エンターテインメント企業のハイブは2.9%安、一時7%超急落した。日本でも大人気の韓国女性グループ「NewJeans」がハイブ傘下の所属事務所アドアとの専属契約を解除すると発表した。
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