石油午前=下落、場中に円相場150円台半ばに反落から4月限は下げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。前月29日の海外原油安、1ドル=149円台後半の円高を
背景に夜間取引で軟調に推移した流れを引き継いで取引を開始。ニューヨーク原油時間
外取引が小反発、場中、円相場が150円台半ばに反落し、期中中心に下げ幅を縮小。
ここまで出来高は830枚程度で伸び悩み気味。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は6万4990円まで下げ幅を拡大。6万
5200円まで下値を切り上げたが、午前10時過ぎに6万4980円の安値をつけた
が、6万5200円まで再度、戻した。6万5200円超えとなると、6万5560円
まで急速に戻した。
 午前11時18分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
850〜300円安。
 午前11時18分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が839枚。
【中国製造業PMIが海外原油市場でどう評価されるかを確認】
 30日に中国国家統計局が発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が
50.3となり、2カ月連続で不況と好況の分岐点の50を上回った。週明けの上海総
合指数は堅調に推移。11月の同国の製造業PMIが好感されているもよう。中国の景
気の不安の緩和が続くと、原油市況にとっては強材料。ニューヨーク原油、ブレント原
油市場で中国製造業PMIがどう評価されるかを確認したい。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.31ドル高の68.31ドルで推移。
本日これまでのレンジは67.92〜68.39ドル。
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