アジア株 まちまち、上海株は反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数   20311.28(-102.81 -0.50%)
中国上海総合指数  3422.66(+20.13 +0.59%)
台湾加権指数     23125.08(-148.17 -0.64%)
韓国総合株価指数  2417.84(+57.26 +2.43%)
豪ASX200指数    8392.97(-30.02 -0.36%)
インドSENSEX30種  81268.31(-240.15 -0.29%)

 10日のアジア株は、まちまち。上海株は反発。11日から開催される中央経済工作会議で追加の景気対策が打ち出されるとの期待感が買いにつながった。香港株は反落。一時3%超の上昇となったものの、前日にも大幅高となっていたことで利益確定の売りに押された。台湾株は反落。米ハイテク株の下落などを背景に売り優勢の展開となった。タイ市場は休場。
   
 上海総合指数は反発。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、スーパーマーケットの永輝超市が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、電力会社の中国長江電力が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)が買われる一方で、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキューが買われる一方で、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、不動産会社のグッドマン・グループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。

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