アジア株 総じて下落、上海株と香港株は大幅安

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:58現在
香港ハンセン指数   19971.24(-425.81 -2.09%)
中国上海総合指数  3391.88(-69.62 -2.01%)
台湾加権指数     23020.48(-26.32 -0.11%)
韓国総合株価指数  2494.46(+12.34 +0.50%)
豪ASX200指数    8295.96(-34.30 -0.41%)
インドSENSEX30種  81956.44(+666.48 +0.82%)

 13日のアジア株は総じて下落。上海株と香港株は大幅安。11日から12日まで開催されていた中国の中央経済工作会議で、景気刺激のための具体策が打ち出されなかったことから失望売りが広がった。豪州株や台湾株も失望感から売り優勢で推移した。
   
 上海総合指数は大幅反落。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られ
た。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ビール醸造会社の百威亜太(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、医薬品メーカーのCSL、通信会社のテルストラ・コーポレーションが売られた。

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