アジア株 総じて下落、豪州株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:49現在
香港ハンセン指数   19720.70(-31.81 -0.16%)
中国上海総合指数  3368.07(-1.96 -0.06%)
台湾加権指数     22510.25(-422.00 -1.84%)
韓国総合株価指数  2404.15(-31.78 -1.30%)
豪ASX200指数    8066.96(-101.26 -1.24%)
インドSENSEX30種  78363.69(-854.36 -1.08%)

 20日のアジア株は総じて下落。米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年の政策金利見通しを引き上げたことで、アジア株全般に重石となっている。香港株は小幅続落。前日終値を挟んでの振幅が続いた。豪州株は大幅続落。金融や一般消費財などが売られた。台湾株は続落。米国で半導体関連株が下落したことを受けて、ハイテク株を中心に下落した。
   
 上海総合指数は小幅続落。ほぼ変わらず。半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、化学品メーカーの内蒙古君正能源化工集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車が買われる一方で、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、電子商取引のJDドットコム、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は大幅続落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、音楽・電子製品販売のJBハイファイ、ピザチェーンの運営会社のドミノ・ピザ・エンタープライゼス、求人ウェブサイトのシークが売られた。

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