30日前引けの日経平均株価は前営業日比301円48銭安の3万9979円68銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億5830万株、売買代金概算は1兆6176億円。値上がり銘柄数は783、対して値下がり銘柄数は785、変わらずは74銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は主力株中心に利益確定の売りが優勢だった。日経平均は300円あまりの下げをみせ、前引け時点でフシ目の4万円大台を割り込んでいる。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って下落した。米長期金利の上昇を嫌気する形でハイテク株への売りがかさみ、ナスダック総合株価指数の下げが目立ったことで、東京市場でも輸出ハイテク株への売りを誘発する格好となった。全般薄商いで前場の売買代金は1兆6000億円台にとどまっている。ただ、中小型株への物色人気は旺盛であり、プライム市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ同数となった。 個別では売買代金トップのアドバンテスト<6857>のほか、ディスコ<6146>も軟調。フジクラ<5803>も売られた。川崎重工業<7012>が値を下げ、ファーストリテイリング<9983>も安い。セレス<3696>が急落、日産自動車<7201>も大幅続落となった。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが底堅く、商船三井<9104>など海運大手も買いが優勢。SHIFT<3697>も高い。ウェザーニューズ<4825>が値上がり率首位に買われ、フィックスターズ<3687>、ダブルスタンダード<3925>、クロス・マーケティンググループ<3675>なども値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS
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