アジア株 上海市場でテイラースウィフト関連上昇 紫金鉱業集団は急落、UFLPA対象リスト追加 東京時間11:13現在 香港ハンセン指数 19177.09(-42.69 -0.22%) 中国上海総合指数 3243.49(+2.95 +0.10%) 台湾加権指数 22714.58(-82.94 -0.36%) 韓国総合株価指数 2502.18(+4.78 +0.19%) 豪ASX200指数 8240.10(+9.10 +0.11%) アジア株はまちまち、きょうの米CPIや来週のトランプ大統領就任式を控え積極的な売買は手控えられている。 上海株は前営業日終値付近で推移。利益確定売り優勢で始まったが下値は限定的、株価安定化期待が支え。中国証券監督管理委員会(証監会)は、国内の株式市場、店頭、先物・現物市場の監視監督を強化するほか、構造的金融政策をより有効に活用するため中国人民銀行と緊密に協力していくと発表した。 テイラー・スウィフト公演期待でホテルやレストラン、レジャー、アパレル、娯楽、観光、航空、メディア・広告など関連銘柄が上昇している。 中国紙は上海市が今年の公演に向けて米人気歌手テイラー・スウィフト側と交渉中だと報じている。ツアー開催による経済効果は莫大で米経済成長押し上げに貢献したことから「スウィフトノミクス」と呼ばれているほどだ。上海での公演が決まれば中国経済にも恩恵をもたらすだろう。調査によると彼女のライブチケットとホテル・航空券など合計支出はファン1人当たり少なくとも1500ドルとされている。2014年の上海公演ではチケットが1分以内に完売、中国史上最速を記録した。 香港市場では金属採掘会社の紫金鉱業集団が8%超急落、米当局によるUFLPA対象リスト追加が懸念されている。 米政府はウイグル強制労働防止法(UFLPA)の対象リストに紫金鉱業集団や 太陽光発電製品製造HOYUAN Green Energy、繊維素材メーカーHuafu Fashionなどの企業含む中国37の団体を追加した。 「対中強硬派」のルビオ氏はきょうの米国務長官指名承認公聴会で中国を非難する予定だ。公聴会を前にルビオ氏は、中国は噓をつき、騙し、ハッキングし、盗みを働き、我々を犠牲にして超大国の地位に上り詰めたとコメントした。中国側の反発が予想される。
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