[本日の見通し]ゴム=売り優勢、上海安を背景に調整安場面

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、売りが先行しそうだ。寄り付きでは、上海夜間安を背景に
売りが先行した。

 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢となりそうだ。活発限月の6月限は、8
日から6本連続で陽線が立ったが、17日は7営業日ぶりに陰線が立った。直近の上昇
に対する調整安場面となった。今日は、上海安に加え、この流れを踏襲しており、地合
いを緩めるとみる。活発限月の6月限は、節目の380円を割り込むと、15日の安値
375.6円を目指した動きになりそうだ。
 上海ゴムの中心限月の5月限は、14日まで5本連続で陽線が立った。その後、16
日まで上昇はしたが、17日には反落となった。現状、16日の高値1万7680元が
上値を抑えている。同水準の突破にもたつくようなら、調整場面となりそうだ。その場
合、JPXゴムRSS3号も水準調整を余儀なくされる。

 午前9時27分時点の円相場は1ドル=156.05円付近で推移している。

 午前9時27分時点のゴムRSS3号活発限月の6月限は同2.9円安の382.0
円。今日の日中、予想される6月限のレンジ375.0〜387.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号6月限の予想レンジは360。0〜400.0円。
テクニカルからの下値支持線は380.0円(節目)、上値抵抗線は390.0円(節
目)。

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