アジア株 上海株2週間ぶり高値、米中関係改善期待 トランプ氏「習氏との電話会談は非常にいいものだった」 東京時間11:00現在 香港ハンセン指数 19910.92(+326.86 +1.67%) 中国上海総合指数 3261.32(+20.07 +0.65%) 台湾加権指数 23285.48(+137.40 +0.59%) 韓国総合株価指数 2525.34(+1.79 +0.07%) 豪ASX200指数 8336.90(+26.52 +0.32%) アジア株は軒並み上昇、米中関係改善が期待されている。 20日の米大統領就任式を前にトランプ氏は中国の習近平国家主席と電話会談した。トランプ氏は電話会談は米中両国にとって非常にいいものだったとコメント。習氏も米国と友人として協力できる、米新政権による中米関係の「いいスタート」を切れるよう期待していると述べた。為替市場では人民元が上昇、オンショア人民元は対ドルで2週間ぶり高値をつけている。 上海株は続伸、今月3日以来の高値をつけている。医療品や消費財、生活必需品、資本財など幅広い銘柄が上昇している。一方、保利置業集団や金地集団、新城控股集団など不動産株は軒並み下落している。 香港株は大幅続伸、今月3日以来の高値をつけている。JDドットコムやアリババ、バイドゥ、美団、シャオミ、快手科技などハイテク関連が総じて上昇。医療品や自動車、不動産、生活必需品、カジノ関連も軒並み上昇している。 豪州市場ではエネルギー関連が総じて上昇。米モルガンスタンレーが豪石油会社のビバ・エナジーとアンポル、ビーチ・エナジー、サントスの目標株価を引き上げた。 ただ、トランプ米大統領就任への警戒感は高まっている。トランプ氏は就任初日早々、移民問題や関税、減税、エネルギー政策など100本程度の大統領令に署名するとしている。関税やそれに伴うインフレ加速などが警戒される。
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