アジア株は上昇、米中電話会談受け関係改善期待高まる 習近平国家主席は米国を友人と呼ぶ 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 20035.46(+451.40 +2.30%) 中国上海総合指数 3257.24(+15.42 +0.48%) 台湾加権指数 23262.25(+114.17 +0.49%) 韓国総合株価指数 2519.75(-3.80 -0.15%) 豪ASX200指数 8348.50(+38.12 +0.46%) インドSENSEX30種 76782.44(+163.11 +0.21%) アジア株は韓国を除いて上昇、米中関係改善が期待されている。 20日の米大統領就任式を前にトランプ氏は中国の習近平国家主席と電話会談した。トランプ氏は電話会談は米中両国にとって非常にいいものだったとコメント。また、就任後100日以来に米中首脳会談を実施する計画も明かした。習氏も米国を友人・パートナーと呼び、米新政権による中米関係の「いいスタート」を切れるよう期待していると述べた。為替市場ではオンショア人民元、オフショア人民元ともに対ドルで2週間ぶり高値をつけている。 香港株は大幅続伸、約3週間ぶりに2万ポイントの大台を回復。JDドットコムや美団、アリババ、バイドゥ、中升控股、テンセントホールディングス、レノボなどハイテク関連の上げが目立つ。そのほか医療品や生活必需品、消費者サービス、自動車なども上昇している。不動産開発会社の中国海外発展は0.8%安。米モルガンスタンレーが投資判断を「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に引き下げた。 上海株は約2週間ぶり高値をつけている。ただ、買い一巡後は上げ幅を縮小している。トランプ米大統領就任への警戒感が高まっている。中国に対する関税発言が注目されている。トランプ氏は就任初日早々、移民問題や関税、減税、エネルギー政策など100本程度の大統領令に署名する予定だと語った。一部では初日に200本以上の大統領令を指示するとの報道も伝わっている。 韓国株は小幅安、政治不安が重石。先週末、韓国裁判所は尹大統領を正式に逮捕するための令状を発布した。
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