プラチナ午前=プラチナが反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。円高を受けて売り優勢で始まっ
た。その後は、金軟調につれ安となったが、円高が一服すると、下支えになった。パラ
ジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが10円安〜2円高、プラチナミニが
17.0〜1.0円安、プラチナスポットが85円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが4428枚、プラチナミニが400枚、
プラチナスポットが908枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米大統領の関税発言が圧迫】
 プラチナはドル安や米国の関税導入見送りが支援要因になった。トランプ米大統領は
就任初日に包括的な通商に関する覚書に署名する意向だが、この日のうちに新たな関税
措置の導入は見送るとした。ドル安に振れた。ただ各国との交渉次第で関税が導入され
るとみられ、プラチナの上値は限られた。トランプ米大統領は、メキシコとカナダか
らの輸入品に最大25%の関税を2月1日までに賦課することを計画していると述べ
た。
 プラチナ先限は4601円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル
=155円前後で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の944.63ドルから、948ド
ル台まで上昇したが、米大統領の関税発言を受けて上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは940.25ドル、パラジウムが937.70ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが940.22ドル、パラジウムが948.35
ドル。
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