石油午前=堅調、海外高や円安が支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。ロシア石油大手に対する米国の制裁の猶予期間が今週21日で
終了し、原則的に両社との新規取引が禁止となることから、供給不足が警戒されてい
る。ロシアの供給がどれだけ下振れするのか不透明。円相場が1ドル=155円半ばで
円安・ドル高推移していることも支援要因。本日も日本国債は長期から超長期ゾーンを
中心に下落し、利回りの上昇傾向が止まらない。時間外取引でニューヨーク原油1月限
は軟調。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は堅調。ただ、夜間取引で上げは一服して
いる。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
850〜1030円高。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が553枚。
【超長期債利回りは過去最高水準】
 19日の東京市場で、30年債利回りは3.35%まで上昇し、過去最高水準を更新
した。国民負担が過去最高水準で推移する一方、債務拡大に頼った財政運営が継続し、
超長期ゾーンへの売りが強まっている。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.32ドル安の60.35ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは60.31〜60.70ドル。
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