[今夜の視点]海外原油=下げ一服か、供給過剰懸念は膨らまず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.06ドル安の75.77ドルで推
移。本日これまでのレンジは75.62〜75.95ドル。
 今晩の海外原油は下げ一服か。昨年から引き続き世界的な供給過剰懸念が相場を圧迫
しているものの、世界最大の石油消費国である米国の需給は引き締まっており、石油在
庫は減少傾向にある。年初の米国が寒波に見舞われ、暖房用の石油需要が上向いている
可能性があることも考慮すれば、供給過剰を意識した売りは長続きしないだろう。カナ
ダやベネズエラ、イラン、ロシアなど産油国に対するトランプ米大統領の対応も見定め
る必要があり、海外原油は下げ渋ると思われる。
<今夜の予定>
◆ 南アフリカ ◆
【経済】17:00 消費者物価指数 2024年12月(南アフリカ統計局)
【経済】20:00 小売売上高 2024年11月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】1/23 00:00 景気先行指数 2024年12月(カンファレンスボード)
【工業】1/23 06:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 鉱工業製品価格指数 2024年12月(カナダ統計局)
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