アジア株 香港株急騰「第2次米中貿易戦争」回避か トランプ氏が中国に関税課す必要ないとの考え示す 東京時間11:37現在 香港ハンセン指数 20042.11(+341.55 +1.73%) 中国上海総合指数 3239.90(+9.74 +0.30%) 台湾加権指数 23525.41(休場) 韓国総合株価指数 2535.06(+19.57 +0.78%) 豪ASX200指数 8415.00(+36.29 +0.43%) アジア株は総じて上昇。トランプ米大統領が「中国に対し関税を使わずに済むのが望ましい」と発言したことを受け、米中貿易摩擦懸念が後退している。また、中国の株式市場安定化策も引き続き好感されている。 トランプ氏は習近平国家主席との関係は「非常に良好だ」とした上で、貿易関係を「公平」にすることが必要だと語った。また、中国がロシアのウクライナ戦争を止めるのを助けてくれることを期待しているとも述べた。トランプ氏は中国との良好な関係をアピール、中国に関税を課すのは避けたい姿勢だ。一部で習近平国家主席はトランプ氏の要求に応じる用意があるかもしれないと報じられている。 香港株は大幅反発。中国春節大型連休中の消費拡大期待から携程集団や安踏体育用品、周大福珠宝集団、華潤ビール、ギャラクシーエンターテイメント、サンズチャイナなど旅行やカジノ、消費関連が総じて上昇。ハイテクや不動産、自動車など幅広い銘柄も軒並み上昇している。 上海株はプラスに転じるも上値は重い、春節大型連休や来週の中国製造業PMIへの警戒感から積極的な売買は手控えられている。台湾市場は一足先に春節大型連休入り。
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