アジア株 香港株大幅高「米中貿易戦争」回避期待 上海株は上昇勢い失速、トランプに疑心暗鬼 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 20068.46(+367.90 +1.87%) 中国上海総合指数 3253.79(+23.63 +0.73%) 台湾加権指数 23525.41(休場) 韓国総合株価指数 2530.86(+15.37 +0.61%) 豪ASX200指数 8408.20(+29.49 +0.35%) インドSENSEX30種 76378.25(-142.13 -0.19%) アジア株はインドを除いて上昇、またもやトランプ。 トランプ米大統領が「中国に関税を課すのは避けたい」とコメントしたことを受け米中貿易摩擦懸念が後退、金融市場には安堵感が広がっている。為替相場では人民元が対ドルで大幅高。 香港株は大幅反発、一時2%超上昇する場面も見られた。米中懸念後退に中国の株式市場安定化策が好感されているほか、来週からの中国春節大型連の消費拡大も期待されている。春節期待でオンライン旅行代理店の携程集団やアパレルの安踏体育用品、李寧。火鍋チェーンのHaidilao International Holdi、アルコール飲料メーカーの華潤ビール。宝飾品製販大手の周大福珠宝。カジノ運営会社のサンズチャイナ、ギャラクシーエンターテイメントが大幅高となっている。 上海株は上昇も勢いは失速、トランプ氏の発言を好感も安心はできない。気まぐれなトランプだ。TikTokやロシアを巡り「やっぱり中国に高い関税を課す!」と発言する可能性もある。投資家はさらなる関税引き上げを覚悟しており中国市場への投資を控えているようだ。 来週は中国1月の製造業PMIと非製造業PMIが発表されるほか、2月4日までの春節大型連休を控えているため週末を前に利益確定の売りも見られる。来週は春節で香港市場も連休入り。台湾は一足先にきのうから連休入りしている。
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